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コンセプト

近年、若い世代の海離れが加速していると言われます。
日本財団の調査からも今の子ども達の約4割が「海に親しみを感じていない」という事が分かっています。
海離れしている子ども達をまず海の手前の砂浜で遊ばせてあげる事により海を少しでも身近な存在に感じてもらえる様にしたいと考えます。

それがこの「ちびっこBEACH SAVERパーク」です。

また、子ども達と一緒に訪れる大人達にも同じ様に海を身近に感じてもらいたいと考えます。
海を身近に感じてもらう事によって、その身近な存在である海と砂浜が「キレイであって欲しい」、「安全であって欲しい」と、海を大切に思う心が育まれていく事を願って「ちびっこBEACH SAVERパーク」は誕生しました。

臼田 征弘

江の島海水浴場営業組合 片瀬東浜
江の島海水浴場営業組合 片瀬東浜 / 組合長 臼田 征弘

今回、私どもの片瀬東浜海水浴場にこのちびっこBEACH SAVERパークが誕生する事となり、期待と希望でワクワクしております。私は長年、江の島海水浴場営業組合片瀬東浜の組合長を務めて参りましたが、近年、この海水浴場から子ども達の姿が減ってきていると感じておりました。ちびっこBEACH SAVERパークの誕生により、また昔の様に沢山の子ども達の笑顔が戻ってきて、子ども達と一緒に沢山の大人達がこの片瀬東浜海水浴場を訪れてくれたらとても嬉しいです。そして、「安心」・「安全」・「清潔」なビーチや砂浜で遊ぶ事により身近な海の素晴らしさを感じてもらい海を大切に思う心が育まれていく事を願います。
今後も関係者の皆様、神奈川県や藤沢市、海の家の経営者の皆様のお力添えを頂き、より良い海水浴場になる様に、努めて行きたいと思います。

海野 光行

海と日本プロジェクト
日本財団 / 常務理事 海野 光行

子供には自然体験をさせたい? ほとんどの大人がNOとは答えないのではないでしょうか。江の島、東浜海岸の海には、知的好奇心を満たす沢山の発見や同時に今、話題となっている海洋ごみを考えるきっかけとなる用意しています。
海に囲まれている日本。生活必需品も90パーセント以上が、海を介して運ばれています。海離れしている場合ではないのです。ぜひ、東浜海岸に来て、1日を過ごして海を学ぼうという気持ちで過ごしてみてください。
ちびっ子ビーチセーバーパークを運営する大人は、豊かな海を子どもや孫、ひ孫に残そうと、熱い想いを抱えた人たちばかりです。楽しい海での過ごし方を聞いてください。そして、海の良い思いを持ち帰り、少し海について考える時間をもっていただければ幸いです。

古澤 純一郎

NPO法人 海さくら
NPO法人 海さくら / 理事長 古澤 純一郎

私が小さい時、両親に沢山海に連れて行ってもらいました。磯あそび、遠泳、波のりなど様々な思い出があります。成人になっても海によくいき、沢山、海にささえられました。
今、子ども達の海離れが進んでおります。海・自然と幼少時に触れていないと、「自然の恵み」で生かされていることや、自然の大切さ、素晴らしさ、繋がりを感じとりにくい成人になってしまう可能性が高いと思います。
海は、優しくもあり、ときに怖いものでもあります。そこで、まずは、海辺のビーチに楽しいパークがあれば、ちびっ子達やそのご両親は、海に足を運んでくださり、そこで海を眺めたり、砂まみれになったりすることで、海への一歩が生まれると思いました。また、ちびっ子達は、ほんの少しの海の環境の勉強と、ビーチクリーンをしてもらうことで、「BEACH SAVER」の称号をあたえられます。ビーチセーバーになり、そして、おもいっきり「ちびっこBEACH SAVERパーク」で遊び、その後、海で遊んでいただけたら、本当に嬉しいです。片瀬東浜は、日本一安心安全なビーチをつくるために、みんなで力を合わせて、みなさんに来ていただけるように準備しております。ぜひ、今年の夏、片瀬東浜で海をお楽しみいただければと思います。お待ちしております。

熊尾 重治

株式会社アネビー
株式会社アネビー / 代表取締役 熊尾 重治

「船に乗り冒険の海へ!」外で遊ぶ機会だけでなく海での遊びの機会も失われつつある子ども達、「裸足での砂遊びは危ない、海で泳ぐのはちょっと…」でも浜で遊ぶことまでならOKなのではないか?と考えて、みんなで遊べる大きな船型の遊具を創りました。この大きな船は子ども達たちを乗せ、七つの海へと冒険の旅へ出ます。海を越え、かいじゅうたちのいる孤島に上陸。子ども達はその島で王様になる。そんな夢と冒険の遊びの舞台となるのがこの船。この夏、この浜で楽しく遊んだ経験と砂浜で拾った珍しい貝が子ども達やご家族の中でたくさんの思い出となった時、未来への探究心が育まれていてほしいという思いを込めて。

孫 昌範

株式会社ベネッセコーポレーション
株式会社ベネッセコーポレーション 孫 昌範

今年からベネッセコーポレーション<こどもちゃれんじ>としてもご協力させていただくことになりました。子ども達が海で夢中になってたくさん遊び、そしておうちに帰って海での思い出をおうちの方と語り合う、また海に行きたくなるように感じてもらえるようにしていくことにご協力させていただければと思います。今年で31年目を迎える<こどもちゃれんじ>が培ってきた子どもの成長過程で必要なこと、発達段階ごとに重要なことなど、弊社がもっている知見とノウハウ、そしてコンテンツを、提供させていただきたいと思います。海遊びは、お子さんの体を育てるだけではなく、心の成長も促す効果があるといわれています。ぜひ、今年の夏は、片瀬東浜のちびっこパークへお越しくださいませ〜

中村 和彦

山梨大学 教育学部・大学院教育学研究科
山梨大学教育学部教授 / 教育学部長 中村 和彦

私は、日本の子どもたちのライフスタイルが崩れ、「子どもらしさ」が失われた原因は「子ども」にあるのではなく、私たち「大人」にあると考えています。
私たち日本の大人は、ずっと便利な社会を求めてきました。その結果、かつて経験したことのない利便性の高い生活を手に入れることができました。しかしその過程において、私たち日本の将来を担う子どもたちが健やかに育っていくうえで、最も大切な基本的なライフスタイルを失ってしまったのではないでしょうか。私たちは子どもの頃、道路や空き地で体をいっぱい使って仲間といっぱい関わって遊び、おいしく夕ご飯を食べ、ぐっすり睡眠をとっていました。そして気持ちよく目覚めてしっかり朝ご飯を食べ、元気に園や学校に行き、こころもからだも心地良い状態で、仲間といっしょに勉強し,いっしょに遊んでいたのです。
しかしいま、仲間とかかわって遊んでいる子どもを見ることはほとんどありません。一方で、家族や友達との対話が少なくなり、インターネットや電子メールでコミュニケーションを図ることが多くなっています。結果として、生活リズムが夜型になり、遅寝・遅起きを繰り返し、いつも寝不足状態であるといった子どもたちが多く存在しているのです。
遊び込んでいた私たち、おいしくご飯を食べ、ぐっすり眠っていた私たちが、子ども時代に経験したこと、学んだこと、感じ取ったことを、いまの子どもたちも、経験し、学び、感じ取ってほしいと思います。仲間と一緒にからだをいっぱい使って遊びに夢中になりのめり込む子どもを育むこと、そのためにリテラシーを高めていくこと、それがいまを生きる私たち日本の大人の責務ではないでしょうか。片瀬東浜ちびビーパークが、子ども達の元気を取り戻すパイオニアになることを期待しています。

ちびビーパークの安全対策について

ご入場される方は、事故や怪我のないよう安全にご配慮いただき、自己責任でお願いします。
恐れ入りますが事故、怪我、トラブル等の責任は負いかねますので予めご了承ください。

  • ちびビーパークは定員制&入場条件があり、パークで安全に遊ぶルールの指導を受けた子どものみが入場できます。
  • 遊具にはシェードがあるので日陰もあります。また、熱中症対策として敷地内にミストシャワーを配置します。
  • 救護所(BEACH STATION)の看護師、ライフセーバーとすぐに連絡が取れる様に専用の携帯電話で連携を徹底してます。
  • パーク内では常にスタッフが子ども達を見守っています。
  • オープン前、終了後に毎日遊具の点検を徹底します。
  • 敷地内の遊具は「EN-1176」という世界33ヵ国で採用される安全基準に準拠して設計・生産されているアネビー社の遊具です。